中学受験でスランプに陥ったら

多くの塾では小学3年生の2月が「新4年生の新学期」と位置づけて中学受験コースを開講しています。東京都の場合、実際の中学受験本番は6年生の2月初旬ですから、実質3年間、子どもたちは中学受験のための受験勉強をすることになります。
一生懸命勉強をしたとしても、この3年間を通してどんなに優秀なお子さんでも、トップの偏差値や順位を取り続けることは難しいものです。

では受験でスランプに陥った場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。鉄則としては「基本に忠実に」ということです。
スランプに陥ると、その苦手な分野に関する新しい参考書や問題集に手をつけてしまうケースが良く見られます。しかし、中学受験の場合、3年間かけて少しずつ勉強を深く掘り下げていきますので、「今、つまずいている箇所」は、実は「その箇所を深堀する前の段階で理解が不十分」であることが原因の場合が多いのです。

簡単な例でいうと、筆算の割り算がどうしても間違ってしまう場合、実は「8の段の掛け算があやふや」「繰り下がりのある引き算が苦手」といった、割り算の前の段階でつまずいていることが原因だったりします。

「どうしても成績が伸びない」といったスランプに陥ってしまった場合は、今までのテキストや問題集をさかのぼって、曖昧になっている箇所や誤解している箇所をもう一度確認するようにしましょう。